白氏文集 十二下
/新釈漢文大系119
上製
岡村繁
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出版社:明治書院 |
出版年:2016年11月 |
コード: 514p ISBN/ISSN 9784625673238 |
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『白氏文集』全71巻のうち、巻70(碑・記・銘・吟・偈)、巻71(律詩)、補遺巻上・中・下を収録。本文最終巻。十三巻は索引。
唐代屈指の大詩人白居易(楽天)の自撰全集である白氏文集は全75巻、現存するのは71巻である。収録詩文は3千8百首に余る。「長恨歌」・「琵琶行」をはじめ、「秦中吟」・「新楽府」等の諷諭詩など、彼の詩歌が王公貴紳から庶民娼妓に至るまで、きわめて広範な階層の人々に愛誦された。白居易の詩は彼の生存中にわが国にも伝わって来た。「枕草子」にも“文は文集、文選…”とあり「源氏物語」をはじめ「平家物語」・「和漢朗詠集」など、平安時代以後のわが国の文学に絶大な影響を与えたことはよく知られている。唐代の文学理念の主流は文辞を飾ることを評価したために、平易明解な白居易の作風は、元槇と並んで元軽白俗という評を与えられ、「唐詩選」をはじめとして主要な詩文集には採られなかった。しかし、豊潤な教養と新鮮な情感から<溢>れ出る白居易の個性豊かな詩歌文辞は、平明円滑な中に雅致に富み、時代を超えて、洋の東西を問わず、今もなお読むものの心を魅了してやまない。本書は、本体系読者をはじめ識者読書子の久しい渇望にこたえて、白氏文集に駆使された俗語や雅語の一つ一つを的確に解釈し、万全な鑑賞を志すものである。本邦初の全訳である。
《目次》 巻第七十 碑・記・銘・吟・偈 凡九首 巻第七十一 律詩 五言 七言 凡一百首 補遺 巻上 補遺 巻中 補遺 巻下
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