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対抗言論 反ヘイトのための交差路 1号 ヘイトの時代に対抗する
杉田俊介,櫻井信栄 編/川村湊 編集協力
出版社:法政大学出版局
出版年:2019年12月
コード:   346p   ISBN/ISSN 9784588616112
 
価格 1,980円
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私たちはいま、ヘイトの時代を生きている。外国人・移民に対するレイシズム、歴史の改竄、性差別、障害者・生活保護受給者・非正規労働者への差別などが複雑に絡み合い、すべてが「自己責任」で揉み消されてゆく殺伐たる社会で、私たちはどうすれば隣人への優しさや知性を取り戻せるのか。分断統治をこえて、一人ひとりが自己解放の言葉をつむぐ努力の一歩として、この雑誌は始まる。年1号刊行予定。

目次:
〈座談会〉日本のヘイト社会にいかに対抗しうるのか(中沢けい,川村湊,杉田俊介,櫻井信栄)

《特集①》日本のマジョリティはいかにしてヘイトに向き合えるのか
〈われわれ〉のハザードマップを更新する──誰が「誰がネットで排外主義者になるのか」と問うのか(倉橋耕平)
あらゆる表現はプロパガンダなのか?──汎プロパガンダ的認識の世界のなかで(藤田直哉)
〈小説〉二〇一三年(櫻井信栄)
分断統治に「加担しない」ために──星野智幸氏インタビュー(聞き手)杉田俊介
被差別者の自己テロル──檀廬影『僕という容れ物』論(赤井浩太)
「ネオリベ国家ニッポン」に抗して──テロ・ヘイト・ポピュリズムの現在(浜崎洋介)
差別の哲学について(堀田義太郎)
〈紀行文〉アジアの細道──バンコク、チェンマイ、ハノイ、ホーチミン市(藤原侑貴)

《特集②》歴史認識とヘイト────排外主義なき日本は可能か
歪んだ眼鏡を取り換えろ──「嫌韓」の歴史的起源を考える(加藤直樹)
戦後史の中の「押しつけ憲法論」──そこに見られる民主主義の危うさ(賀茂道子)
朝鮮人から見える沖縄の加害とその克服の歴史(呉世宗)
われわれの憎悪とは──「一四〇字の世界」によるカタストロフィと沈黙のパンデミック(石原真衣)
アイヌのこと、人間のこと、ほんの少しだけ(川口好美)
ヘイト・スピーチの論理構造──真珠湾とヒロシマ、加害者と被害者のあいだで(秋葉忠利)
「だったらあんたが書いてくれ」と言わないために(康潤伊)

《特集③》移民・難民/女性/LGBT────共にあることの可能性
不寛容の泥沼から解放されるために──雨宮処凜氏インタビュー(聞き手)杉田俊介
フェミニズムと「ヘイト男性」を結ぶ──「生きづらさを生き延びるための思想」に向けて(貴戸理恵)
黄色いベスト運動──あるいは二一世紀における多数派の民衆と政治(大中一彌)
収容所なき社会と移民・難民の主体性(高橋若木)
やわらかな「棘」と、「正しさ」の震え(温又柔)
LGBTと日本のマジョリティ──遠藤まめた氏インタビュー(聞き手)杉田俊介
NOT ALONE CAFE TOKYOの実践から──ヘイトでなく安全な場を(生島嗣,植田祐介,潟見陽,ルーアン)
反ヘイトを考えるためのブックリスト42(本誌編集委員&スタッフ,ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会)

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