あらわれのアルス 詩・書・画
/シリーズ・キーワードで読む中国古典5
上製
志野好伸,成田健太郎,塚本麿充 編
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| 出版社:法政大学出版局 |
| 出版年:2025年12月 |
| コード: 288p ISBN/ISSN 9784588100352 |
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詩・書・画すべてに優れていることを中国では「三絶」と評する。本巻は、詩・書・画の共通性を起源・批評用語・作者から見ることを導入として、「文」「気」「意」「骨」「風」などのキーワードとともに、理論的に構築された詩論・書論・画論の重要な言説と作品を紹介し、中国の芸術、芸術論の神髄へと誘う。《シリーズ・キーワードで読む中国古典》堂々完結!
目次: 総説(志野好伸)
第一章 詩について(志野好伸) 1 『詩経』 1 『詩』は誰のものか 2 詩は何を表現するものか 2 漢代の文学 1 賦は誰が書いたのか 2 賦は何を表現するものか 3 「発憤著書」するのは誰か 4 「発憤著書」は何を表現するものか 5 「序」 3 曹丕「典論論文」 1 「文」の全体像 2 作者の個性 3 一家の言 4 政治と文学 4 劉勰『文心雕龍』 1 『文心雕龍』の構成 2 志・気 5 唐宋の詩・詩論 1 詩は詩人が作るのか 2 詩人は何を造るのか 3 詩と禅 6 おわりに
第二章 書について(成田健太郎) 1 韻・法・意 2 印象と創造性・モデルとスタイル――六朝の書論から 1 風韻の欠席 2 意――作品の印象と作者の創造性 3 法と勢――モデルとスタイル 3 アウラ・極意・即場性――唐の書論から 1 風神――アウラ 2 筆法の極意 3 即場の意 4 理法・格調・イデア――北宋の書論から 1 理法の悟得 2 格調――古人の風韻 3 イデア――仮想される意 5 まとめ――董其昌の書論から
第三章 画について(塚本麿充) はじめに――モノとテキストの生成 1 古代中国における絵画の起源とその観念 1 歴史実践の現場から 2 現れ出る形象 2 六朝宮廷コレクションの形成と絵画の認識論 1 宮廷コレクションの整理と謝赫『古画品録』 2 絵画の認識論と宋炳「画山水序」 3 影と絵画――代替物から真なるものが生成するプロセス 3 唐代の歴史観と水墨山水画の隆起 1 張彦遠『歴代名画記』と歴史観 2 山中の画家たち――荊浩「筆法記」の生成 3 水墨画の世界認識 4 北宋宮廷コレクションと言葉の問題 1 郭煕と郭思――『林泉高致集』と親子の物語 2 北宋宮廷コレクションと目録 3 士大夫たちの収蔵論・鑑識論 5 文人画論――蘇軾、趙孟頫、董其昌、石濤 1 北宋士人の題跋とテキストの自立 2 趙孟頫から董其昌へ――文人絵画論の完成 3 石濤と「我」――近代性への自覚 おわりに――二十世紀の筆墨論
余説 芸術と技術(志野好伸)
索引
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