書物学 第21巻 活字――近代日本を支えた小さな巨人たち
|
|
出版社:勉誠出版 |
出版年:2022年12月 |
コード: 112p ISBN/ISSN 9784585307211 |
|
|
|
木活字、金属活字、写植書体、そしてデジタルフォントへ― 中国における木活字の発明、グーテンベルクによる活版印刷の創始、そして、現在のデジタルフォントを使用したDTPの時代に至るまで、人びとに広く、正確にものごとを伝えるものとして、「活字」は無視できない大切な存在である。 あまりにも身近な存在であることから、意識されることが多くはないが、時代の技術革新、また、文字・字体に関する意識の変遷に応じて、「活字」はさまざまにそのカタチをかえてきた。 「活字」はどのようにその相貌をかえ、人びとの生活の中に息づいていったのか―。 印刷と文字に関わるさまざまな分野で活躍する執筆陣により、人びとと「活字」の紡いだ歴史を照らし出す。
※横浜市歴史博物館で開催の企画展「活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」(2022年12月10日 (土) ~2023年2月26日 (日) )の連続講座のうち、4本の講座概要を収載。
目次: ◎〈特集〉活字―近代日本を支えた小さな巨人たち 巻頭言 石崎康子 木版印刷のゆくえ―信州善光寺町の場合 鈴木俊幸 明治初期の平仮名の活字―違和と順応 岡田一祐 ベントン彫刻機と日本の活字デザイン―三省堂の果たした役割 雪朱里 書体を読む―活字文化とメディア表象 正木香子 題字を組む、書体を選ぶ。 小谷充 上海美華書館地趾考 小宮山博史 「秀英電胎八ポ」書風と「築地新刻電胎八ポ」書風の活字について 内田明 漢字文化圏の文字集合規格 小畠正彌 明治の活字を「きれいに並べる」―金属活字の見本帳からつくる仮名字形一覧 平湯あつし [COLUMN]横浜市歴史博物館 企画展「活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」開催 石崎康子
◎連載・書物学事始め 【松朋堂新収古書解題02】『史記』鄒陽伝残簡〔平安中期〕写/大燈国師(宗峰妙超)筆 紀伊国高家荘譲状案断簡 佐藤道生 【書籍はどう動いたのか―近代書籍流通史料の世界03】地域の書物文化環境を調べるために(1)―「近代奈良県書物文化環境一覧」とは 磯部敦 【愛書家としての魯迅11】魯迅が「拾って」翻訳・出版されたマーク・トウェインの『イヴの日記』 瀧本弘之 【西洋古書の遠近法 VOL.11】ポスト・インキュナブラ 雪嶋宏一
|
|