戦前期アジア留学生と明治大学
                /明治大学人文科学研究所叢書
                上製
                 
                高田幸男 編著
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                | 出版社:東方書店 | 
              
              
              
                | 出版年:2019年03月 | 
              
              
              
                | コード:00864         368p    ISBN/ISSN   9784497219060 | 
              
              
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                明治期から第二次世界大戦までの日本は、アジア各地からの留学生を多数受け入れてきた。なかでも明治大学は留学生を受け入れた主要大学の一つであった。本書では、「民主化」と「留学経験」をキー概念として、留学生が明治大学において何を修得し、何を故郷にもたらしたのか。また、受け入れた側に対して何を残したのか。「アジア留学生」という全体像を、中国政治・日本近代社会思想史・東南アジア史・中国文学・日本法制史・中国近現代史、各分野の専門家たちによって、明らかにしようとするものである。
  目次: まえがき(高田幸男)
  第Ⅰ部 総論  近代アジアの日本留学と明治大学(高田幸男)
  第Ⅱ部 留学経験の諸相  第1章 清末・民国期の中国人の「留学経験」と政治・社会の民主化――汪精衛と宋教仁、胡適と林語堂、湯良禮と周化人――(土屋光芳)  第2章 師尾源蔵と経緯学堂(山泉 進)  第3章 中国人留学生と神田神保町「中華街」の形成と特徴――明治末期を中心に――(鳥居 高)  第4章 胡風の日本留学体験(鈴木将久)  第5章 日治期台湾における台湾人弁護士の誕生(村上一博)  第6章 1930、40年代朝鮮・台湾人の明治大学「留学経験」(高田幸男)
  付録:韓国・台湾インタビュー記録 あとがき
  
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                ■編著者紹介 
                編者紹介 高田幸男(たかだゆきお/TAKADA Yukio) 1993年明治大学大学院博士後期課程単位取得退学、2009年より明治大学文学部教授。 『現代中国の歴史―両岸三地100年のあゆみ』(共著、東京大学出版会、2008年)、『新史料からみる中国現代史―口述(オーラル)・電子化(デジタル)・地方文献(ローカル)』(共編著、東方書店、2010年)、『明治大学小史 人物編』(共著、学文社、2011年)、「中華民国教育部(1912年-1949年)の人員構成」(『駿台史学』第148号, 2013年)、『明治大学の歴史』(共著、DTP出版、2017年)ほか。
  ほか執筆者 土屋光芳 明治大学政治経済学部教授 山泉 進 明治大学法学部教授 鳥居 高 明治大学商学部教授 鈴木将久 東京大学文学部教授 村上一博 明治大学法学部教授 
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