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中国21 Vol.49 華西辺疆研究
愛知大学現代中国学会 編
出版社:東方書店
出版年:2019年01月
コード:00863   242p   ISBN/ISSN 9784497219053
 
価格 2,200円
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特集では、「シンポジウム 二〇世紀前半の華西辺疆研究と華西学派」のほか、「家屋の意義―ギャロン・チベット族の房名継承と親族関係―」(李錦)、「宗教復興とグローバル化を経た「辺境」のいま―四川省松潘県のボン教徒をめぐるネットワークの変容―」など、論説9編、書評3編、書訊3編を収録する。

目次:
華西辺疆研究の歴史と課題
  シンポジウム 二〇世紀前半の華西辺疆研究と華西学派(李紹明、冉光栄、李錦、石碩、楊天宏、羅中枢、劉志揚、袁暁文、汪洪亮ほか/整理 松岡正子)

【論説】
  家屋の意義―ギャロン・チベット族の房名継承と親族関係―(李錦)
  タシュ・チベット族の歴史の記憶と族群の認識(袁暁文)
  東チベットにおける統一戦線活動と政教関係―キルティ寺とラルン五明仏学院を中心に―(川田進)
  宗教復興とグローバル化を経た「辺境」のいま―四川省松潘県のボン教徒をめぐるネットワークの変容―(小西賢吾)
  岷江上流のチャン族と漢族の歴史的関係―汶川県雁門郷蘿蔔寨村を事例として―(耿静)
  土地への依存と来世現世間の秩序―白ヤオ「牛祭」儀式の文化的意義―(張琪)
  古史伝説における漢「苗」関係と近代中国における国族構築のプロセス(李沛容)
  民国期の四川西北地区におけるアヘンの栽培売買と族群政治―雑谷脳河流域を中心に―(王田)
  四川省における〈客家空間〉の生成―成都市東山地区の都市景観開発を中心として―(河合洋尚)

【書評】
  西澤治彦・河合洋尚編『フィールドワーク――中国という現場、人類学という実践』(宮脇千絵)
  蔵彝走廊の少数民族、その生活と変貌および基層文化――松岡正子『 青蔵高原東部のチャン族とチベット族――2008汶川地震後の再建と開発』(塚田誠之)
  松岡正子著 『青蔵高原東部のチャン族とチベット族――2008汶川地震後の再建と開発【論文篇】』(河合洋尚)

【書訊】
  荒川清秀著『中国語を歩く――辞書と街角の考現学 パート3』(加納希美)
  見城悌治著『留学生は近代日本で何を学んだのか――医薬・園芸・デザイン・師範』(砂山幸雄)
  斉藤日出治著『グローバル資本主義の破局にどう立ち向かうか――市場から連帯へ』(高橋五郎)

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