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日本漢字全史
/ちくま新書
沖森卓也
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出版社:筑摩書房 |
出版年:2024年11月 |
コード: 384p ISBN/ISSN 9784480076601 |
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日本の漢字文化史をより深く理解するために必携の通史
中国で生まれた漢字は日本語と邂逅し、日本文化に大きな影響を及ぼした。字形・字音・字義は日本独自に発達した面も少なくない。本書は日本における漢字の歴史を言語の側面のみならず、日本の文化や人々との係わりを通して描き出す。古代における漢字の受容、漢文・漢語の定着と万葉仮名の展開、中世の漢字・漢文の和化、和漢混淆文と字音の独自変化、江戸時代の漢学・漢字文化の隆盛、そして近代以降の漢字簡素化・字形整理――より深い日本の漢字文化理解のための必携の通史。
目次: まえがき
第一章 伝来――五世紀まで 1 日本最古の漢字使用 2 漢字の伝来 3 漢字伝来の背景 4 黎明期の漢文作成
第二章 受容――六~八世紀 1 訓の成立 2 大陸との往来 3 日本漢字音 4 万葉仮名 5 文章表記の進展 6 漢文理解の広がり
第三章 定着――九~一二世紀 1 唐との関係 2 漢語・漢文の浸透 3 漢文訓読の定着 4 漢字と仮名 5 和化の広がり
第四章 伸長――一三~一六世紀 1 日中関係と禅宗 2 漢文と漢文注釈 3 唐音と字音変化 4 和漢の混淆 5 書道と印刷
第五章 流通――一七世紀~一九世紀中頃 1 明清と近世日本 2 漢学と近世漢文 3 唐話と新漢語 4 漢字研究の諸相 5 出版と教育
第六章 発展――一九世紀中頃以降 1 漢語の増加 2 漢字の制限 3 活字と字体の整理 4 漢字と現代社会
参考文献 索引
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