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中国共産党、その百年
/筑摩選書
石川禎浩
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出版社:筑摩書房 |
出版年:2021年06月 |
コード: 384p ISBN/ISSN 9784480017338 |
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創立百周年を迎える中国共産党。いかにして超巨大政権党となったのか、この組織の中核的属性はどのように形作られたのか、多角的に浮き彫りにした最良の通史!
目次: はじめに――中国を支配する者 第一章 革命の党の出発 1 「中国共産党」の起源 2 コミンテルン――中共DNAの起源 コラム① 《インターナショナル(国際歌)》――永遠のプロテスト・ソング 3 党の結成――国際共産主義の時代 コラム② 流行歌成立以前――歌われない国歌 4 国共合作――似たもの同士 コラム③ 中国最初の流行歌――《国民革命歌》 5 国民革命――最初の革命体験 第二章 権力への道 1 農村革命と中華ソヴィエト共和国――革命根拠地という場 コラム④ 共産党と軍歌――《三大紀律 八項注意》 2 長征――党自立への転機 3 統一戦線と西安事変――党の内外 コラム⑤ 作曲家の政治性――流亡三部曲と張寒暉、劉雪庵 4 抗日戦争と遊撃戦――誰が誰と戦うのか 5 毛沢東の党の確立――整風活動の功罪 6 政権党へ――内戦の勝利と人民共和国建国 第三章 毛沢東とかれの同志たち 1 毛沢東を知ることの意味 2 毛沢東のパーソナリティ――どんな青年が共産党員になったのか 3 党の首脳たち――「忠臣」と「佞臣」 コラム⑥ 毛沢東「作詞」の歌――毛主席詩詞歌と語録歌 4 毛沢東と文――書斎の中の行程 5 毛沢東の遺産――法と歴史 コラム⑦ 「紅い歌」の浮沈――李劫夫と王双印のその後 第四章 人民共和国の舵取り 1 巨大政権党の今昔 2 戦争の中の船出――新生国家の原体験 コラム⑧ 国歌になった救国映画の歌――《義勇軍行進曲》 3 改造される人々――イデオロギーと運動に満ちた社会 4 姿をあらわした社会主義――中国型計画経済と反右派闘争 5 第飢餓と大動乱――大躍進と文化大革命の発生 コラム⑦ 第二の国歌――《東方紅》 第五章 革命を遠く離れて 1 脱文革の模索――何が中国共産党をもたせたか コラム⑩ 建党人士の息子と最高指導者の妻――《希望の田野で》 2 「改革開放」の光と影――一九八九年の民主化運動 コラム⑪ 中国の流行歌の特徴――語彙を統計的に分析する 3 ナショナリズムの呼び声――愛国者の党への換骨奪胎 コラム⑫ 天安門広場に流れる歌――《血染めの勇姿》 4 経済発展のその先に――中国モデルの価値 コラム⑬ 「祖国」への想い再び――《我が祖国》のリバイバル・ヒット おわりに――百年目の試練 あとがき 図版一覧 主要参考文献 索引
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