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殷周史甲骨金文研究
上製
松丸道雄
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出版社:大修館書店 |
出版年:2024年02月 |
コード: 1252p ISBN/ISSN 9784469232882 |
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松丸道雄先生の著作約50篇を収録
六十余年にわたる松丸道雄先生の殷周史研究・甲骨金文研究の全貌を上下2巻にまとめた著作集。殷文化の精神構造に深く踏み込んだ論考「殷人の観念世界」を基底に、「殷墟」の実像について考察する新見解「「殷墟」とは何か――続「殷人の観念世界」」を収録。
※上・下巻二冊セット(箱入)。分売不可商品です。
目次: [上巻]
はじめに
Ⅰ 殷周史 殷代史概説 殷周国家の構造 殷墟卜辞中の田猟地について――殷代国家構造研究のために 殷人の観念世界 「殷墟」とは何か――続「殷人の観念世界」 殷代王室の世系 甲骨文の実例を通して見た殷代の社会 殷周王城と川砂 偃師商城と伊尹の関係についての一仮説 河南鹿邑県長子口墓をめぐる諸問題――古文献と考古学との邂逅 西周時代の重量単位 付・後漢建和二年上郡銀鋌 西周後期社会にみえる変革の萌芽――舀鼎銘解釈問題の初歩的解決
Ⅱ 甲骨文とその周辺 甲骨文略説 甲骨文偽作問題新探 殷代の学書について――甲骨文字における〝習刻〟と〝法刻〟 甲骨文断代研究と〝珠四九一〟 近年日本で所見のいくつかの甲骨について 日本蒐儲の殷墟出土甲骨について
[下巻]
Ⅲ 金文と青銅器 西周青銅器製作の背景――周金文研究・序章 西周青銅器中の諸侯製作器について――周金文研究・序章その二 金文の書体――古文字における宮廷体の系譜 青銅器の作り方 殷周金文の製作技法について 東アジア古代青銅器文化の特異性 青銅器文化の西と東 古銅器の真贋 「湯王の盤」銘の試作
Ⅳ 文字と書道 漢字起源問題の新展開――山東省鄒平県出土の「丁公陶片」をめぐって 漢字の字体の歴史的変遷について 古文字研究と『説文解字』 古文字の字書と書作品との関係について 「麒麟」の字源・語源 中国古代の毛筆――「シルクロードのまもり」展を見て 瓦当略説 新出「張猛龍墓誌銘」の真偽研討のために 「刻字」とは何か――「刻字」の理論武装のための試み 清朝以降の金文・甲骨文の研究史と書家
Ⅴ 評伝 陳介祺と蘇兄弟――陳氏の古董蒐集をめぐって 殷周青銅器と陳夢家氏の研究 陳 夢家(一九一一~六六) 赤塚先生とのこと 林巳奈夫著『殷周青銅器綜覧』序
Ⅵ 随想 私が甲骨学を学び始めた頃―― 一九五四~五六年 日本甲骨学事始め――甲骨発見百年に際して 『中国古代史学の発展』と私 総合研究資料館と大学院教育 漢字研究に制度的支援を 座談会 学問の思い出――松丸道雄先生を囲んで
附録 甲骨文著録目録略号表 金文・青銅器著録目録略号表 松丸道雄略歴 松丸道雄著作目録
あとがき
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