台湾の本音 “隣国”を基礎から理解する
/光文社新書
野嶋剛
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出版社:光文社 |
出版年:2023年12月 |
コード: 208p ISBN/ISSN 9784334101701 |
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日本での関心が日に日に高くなる台湾。観光地としてはもちろん、安倍晋三元首相が「台湾有事は日本有事」と言及してからは、安全保障の面でもその動向が注目されている。ただ、ここまで関心を寄せながら、私たちは台湾についてどれくらい知っているだろうか。中国と台湾の関係性、台北が首都ではないワケ、台湾が親日である理由……。あらためて聞かれると、答えに悩むものもあるのではないだろうか。隣の“国”でありながら、私たちは台湾の歴史や社会のことをあまり知らない。 そこで本書では、6つの問いを出発点に台湾を深堀り。長年台湾で取材をしてきた著者が、歴史や文化はもちろん、台湾の置かれている政治状況やその価値観、アイデンティティまで丁寧に解説する。
目次: まえがき 第1章 台湾は「国」なのか 1 なぜ日本人は台湾を国だと思わないのか 2 台湾なのか、中華民国なのか 3 台湾民主化のプロセス 4 台湾ではなぜ政権交代が起こるのか 5 新たな時代を迎えた台湾 第2章 台湾の「歴史」はいつから始まるか 1 大航海時代に発見された麗しの島 2 日本の統治下時代と近代化 3 戒厳令時代と台湾海峡危機 第3章 台湾の人々は「中国」をどう考えているのか 1 民主化へと導いた指導者・蒋経国 2 中国が持つ台湾統一への意志 3 台湾と中国のパートナー関係 第4章 「台湾アイデンティティ」はなぜ生まれたのか 1 天然独時代が生れるまで 2 「ひまわり学生運動」と蔡英文政権 3 迫る中国の「一国二制度」 第5章 台湾は「親日」と言っていいのか 1 「親日」になる台湾人と「親台」になる日本人 2 日本人を振り向かせた立役者 3 経済と安全保障をめぐる関係性 第6章 「台湾有事」は本当に起きるのか 1 いまだ内戦状態にある台湾と中国 2 台湾有事は世界の有事である 3 総統選挙と台湾のこれから あとがき 主要参考文献 台湾400年の歴史
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