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                | 雨の島
                
                上製 呉明益/及川茜 訳
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                | 出版社:河出書房新社 |  
                | 出版年:2021年10月 |  
                | コード:              254p    ISBN/ISSN   9784309208398 |  
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                | 現代台湾を代表する作家である『歩道橋の魔術師』著者が贈るネイチャーライティング・フィクション。六篇の中短篇小説と六点の絵画(著者自筆博物画含む)から構成される全く新しい作品集。 
 (以下、本書「後記」より抜粋)
 「この本は六篇の中短篇小説だが、長篇小説のつもりで書いた。それは長篇小説の「形式」」を備えているということではなく、長篇を書く心構えで執筆に当たったということだ。」
 「私は小説という形式を借りて、人間と環境の関係の変化、人間と種の関係について想像し、一つの生物としての人間の精神の進化を、特にこの私が生まれ育った島国である台湾において感じ取ろうとした。」
 
 (以下、帯より抜粋)
 元神話学教授のチーズ職人の家に養子として迎えられた、難病のミミズ研究者の物語「闇夜、黒い大地と黒い山」。
 鳥の声を聴き取る自閉症の鳥類行動学者が、母の死をきっかけに聴力を失い、新たな言語を構築していく「人はいかにして言語を学ぶか」。
 植物状態にある恋人のツリークライマーに負い目を感じる主人公が、臨死体験を利用した治療法に身を委ねる「アイスシールドの森」。
 無差別殺人事件で妻を失った弁護士が、未完成の妻の小説に登場する絶滅種を追い求める「雲は高度ニ千メートルに」。
 海に惹きつけられた四人の男女が、絶滅したクロマグロを探す旅に出る「とこしえに受胎する女性」。
 中華商場で子どもたちを魅了した一羽の鷹と、その持ち主である叔父さんをめぐる追憶の物語「サシバ、ベンガル虎および七人の少年少女」。
 緩やかに連関しつつ紡がれる自然と人間の大いなる物語。
 
 目次:
 プロローグ   5
 
 闇夜、黒い大地と黒い山   9
 人はいかにして言語を学ぶか   39
 
 アイスシールドの森   77
 雲は高度二千メートルに   119
 
 とこしえに受胎する女性   161
 サシバ、ベンガル虎および七人の少年少女   199
 
 後記 すべてはいたましさから生まれ出るが冷え切った灰ではない 233
 
 訳者あとがき   243
 【原著】
 『苦雨之地 /文學森林』 吳明益 弊社管理用図書コード:444629
 
 台北駐日経済文化代表処台湾文化センター・誠品書店編集の「2021 TAIWAN BOOKSTAR」にて紹介されました!
 >>>「2021 TAIWAN BOOKSTAR」出版紹介ページ
 ※台北駐日経済文化代表処台湾文化センターHPへ遷移します。
 
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