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皇帝たちの中国史
宮脇淳子
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出版社:徳間書店 |
出版年:2023年07月 |
コード: 344p ISBN/ISSN 9784198656812 |
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秦の始皇帝から清朝の皇帝たちまでの治乱興亡を中心に、これまでの通説を根底からくつがえしたまったく新しい中国史がここに誕生
中国という国はなかった! ただ皇帝たちに支配された国だけがあっただけ。 福島香織氏解説&推薦!
中国史はなぜわかりにくいのか? 国名も違えば、民族も違う――それなのに「中国5000年」の歴史などという真っ赤な嘘をつくからわからなくなる。 日本では歴史教科書で中国という国の歴史がずっと続いているように教えられているが、中国という国があったわけではない。皇帝たちがそれぞれ異なる国をつくって、その国が交代しただけなのだ。 例えば、フランス大革命でブルボン王朝が倒れたが、フランスがフランスであることは変わらなかった。しかしシナの最初の皇帝である始皇帝のあと、武帝が建てた漢はまったく別の国家と見なければならない。そう考えると中華人民共和国はわずか70年の歴史しかないことになる。 本書は、始皇帝、漢の武帝など古代シナの皇帝たちから、元のフビライ・ハーン、明の朱元璋、清の康熙帝など歴代皇帝たちの治乱興亡を中心に、これまでの通説を根底からくつがえし、日本人には想像もつかない誤解もプロパガンダもたっぷりのシナの歴史の謎を解明する。まったく新しい中国史がここから始まる。
※本書は、岡田英弘著『皇帝たちの中国』(原書房、1998年)および復刊『誰も知らなかった皇帝たちの中国』(ワック、2006年)、さらに宮脇淳子が習近平を書き足した新版『皇帝たちの中国』(ワック、2022年)とは異なるが、それをもとに倉山満主催の「チャンネルくらら」で著者宮脇淳子が講義した内容をまとめたものであり、2019年徳間書店出版同名書のNEW CLASSIC LIBRARY版である。
目次: 第一章 中国(シナ)とは何か――黎明期から秦漢統一帝国 第二章 世界帝国の真実――後漢から唐の衰退まで 第三章 モンゴル帝国の興亡――五代十国から元朝まで 第四章 秘密結社が建国した明王朝 第五章 最後はやっぱり異民族の清王朝
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