五胡十六国時代 王朝の乱立と権力闘争
/ハヤカワ新書
小野響
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出版社:早川書房 |
出版年:2025年06月 |
コード: 384p ISBN/ISSN 9784153400443 |
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『三国志』のあと、中国はさらなる乱世を迎えていた――!
三国時代の後、西晋の統一は瞬く間に崩れ去り、中国は多くの政権が林立する「五胡十六国時代」へと突入した。匈奴や羯、鮮卑をはじめとする胡族と、後漢末以来の動乱を経てもなお中原に居住していた漢族が衝突・融和を繰り返し、既存の秩序や常識が更新され、奴隷が皇帝に成り上がりもした激動の時代。304年の匈奴漢の建国から439年の北魏による華北統一までの136年間、人々はなにを求めて戦い、なにを成し得たのか。時代を駆け抜けた英雄たちの事績とともにその実像を活写する。
目次: はしがき 序 章 西晋 最後の「八王」東海王司馬越 コラム① 宴会 東晋官僚と五胡諸国の人々 第一章 後趙 奴隷から皇帝に成り上がった男 明帝石勒 コラム② 死者蘇生 「実用的」仏教の隆盛 第二章 前秦 五胡十六国時代の最盛期 宣昭帝苻堅 コラム③ 戸籍制度 出土した前秦の紙の古籍 第三章 後燕 がんじがらめの義理、成武帝慕容垂 コラム④ 三燕と東アジア 考古学的研究成果から 終 章 北朝へ 北魏道武帝拓跋珪・太武帝拓跋燾と夏武烈帝赫連勃勃 あとがき 主要参考文献 五胡十六国時代年表 索引
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