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漢文ノート 文学のありかを探る
斎藤希史
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出版社:東京大学出版会 |
出版年:2021年10月 |
コード: 318p ISBN/ISSN 9784130830836 |
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中国古典が広く文化として東アジアを中心に世界で受け継がれていること、さらにはそれを相対化することによって、近代につながる中国の枠組み、日本文化の基盤が焙りだされる。漢詩文のみならず豊穣な言葉の世界を共有する漢文脈の文学から、ことばを知ることの面白さがあふれるエッセイ集。東京大学出版会の月間PR誌『UP』で2006年から約11年にわたり連載(年4回)された「漢文ノート」のうち、第13回から24回分を書籍化。
【関連書籍】
>>>『漢文スタイル』「漢文ノート」第1回から12回分を収録
目次: はじめに
【春】 霞を食らう ともに詩を言う 双剣 年年歳歳 走馬看花 悼亡
【夏】 瓜の涙 斗酒なお辞せず 口福 帰省 スクナシジン 友をえらばば
【秋】 満目黄雲 蟬の声 菊花の精 隠者の琴 読書の秋 起承転結
【冬】 書斎の夢 郎君独寂寞 二人組 詩のかたち 杜甫詩注 漢詩人
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