日中交流 人と人とが紡いできた半世紀
園田茂人 編
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出版社:東京大学出版会 |
出版年:2025年06月 |
コード: 408p ISBN/ISSN 9784130362962 |
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日中国交正常化から半世紀が過ぎた日中関係は、大きく変化してきた。この間、日中関係は、政治・経済・文化など様々な分野で、交流を深化させてきた。本書は、人と人とがどのような交流をしてきたのかに焦点を当て、深掘りする試みである。新たな視点で日中関係を見つめ直す。
目次: はじめに 交流をめぐる日中の半世紀(園田茂人)
Ⅰ 組織から見た日中交流
第1章 友好運動から実務交流へ――友好7団体(城山英巳) 第2章 支援から戦略へ――国際交流基金(園田茂人) 第3章 経験の蓄積がもたらす効果――地方自治体(園田茂人) 第4章 多次元外交としての対中事業――日本財団グループ(小林義之) 第5章 国家関係に左右されない民の交流は可能か――NPO/NGO(李妍焱)
Ⅱ 個人から見た日中交流
第6章 非正式ルートの活用と衰退――政治家(城山英巳) 第7章 チャンスからリスクへ――企業家(服部健治) 第8章 新たな停滞期への突入か――記者(濱本良一) 第9章 変化する環境下のしなやかな強靭性――研究者(杉村美紀) 第10章 不均質な人流の誕生――学生(荒川雪)
Ⅲ イシュー別に見た日中交流
第11章 科学技術――交流を生み出す力学とその変化(角南篤) 第12章 癌――日中関係を映し出す鏡(河原ノリエ) 第13章 料理――美食外交の始動と展開(岩間一弘) 第14章 観光――訪日インバウンドの成長力学(田中孝枝) 第15章 スポーツ――選手とコーチが織りなす物語(高嶋航)
おわりに 交流経験を言語化する(園田茂人)
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