民族がわかれば中国がわかる 帝国化する大国の実像
/中公新書ラクレ
安田峰俊
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出版社:中央公論新社 |
出版年:2025年02月 |
コード: 304p ISBN/ISSN 9784121508324 |
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古来、さまざまな異民族が中国に渡り、中華文化の形成を担ってきた。 回族、チベット族、ウイグル族、モンゴル族、満洲族、朝鮮族……。 現在、中国は漢族を含め、56の民族で構成される多民族国家だ。 客家・広東人・福州人・猶太(ユダヤ)人のように、民族の枠をこえて存在感を放つ集団もいる。 なぜ、習近平の中国は「民族の復興」をめざすのか。 なぜ「台湾統一」が至上命題であるのか。 民族は、中国の行動原理を読み解く最大の鍵であり、いっぽう不都合の真実が潜む暗部でもある。 中国報道を牽引する大宅壮一ノンフィクション賞作家が、民族を背負う人びとの喜怒哀楽を共にし、帝国化する大国の全容を描きだす。
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