現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史
/中公新書ラクレ
安田峰俊
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出版社:中央公論新社 |
出版年:2021年02月 |
コード: 328p ISBN/ISSN 9784121507167 |
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天安門事件、新型コロナ流行、香港デモ、薄熙来事件、アリババ台頭、孔子学院、千人計画――。激動する国家にうごめく「秘密結社」を知らないで、どうやって現代中国がわかるのか?清朝に起源を持ちいまなお各国に存在するチャイニーズ・フリーメーソン「洪門」、中国共産党の対外工作を担う「中国致公党」、カルト認定され最大の反共組織と化す「法輪功」。大宅壮一ノンフィクション賞作家が、「中国の壊し方」と「天下の取り方」に迫り、かれらの奇怪な興亡史を鮮やかに描き出す。
目次:
はじめに 一部 「仁・義・俠」の紐帯 第一章 洪門と青幇の近現代史 孫文・蒋介石・鄧小平は秘密結社をどう扱ったか 第二章 現代中国の洪門「中国致公党」 チャン・ツィイーも入党した統戦工作機関 第三章 世界の洪門 マフィア、抗争、仮想通貨、香港デモ 二部 「邪教」の誘惑 第四章 法輪功 中国版サイキックブームが生み出した最大の反共組織 第五章 全能神 キリストは中国人女性に転生した? 第六章 新天地協会と新宗教たち 中国で「キリストの生まれ変わり」続出す おわりに
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