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黄禍論と日本人
飯倉章
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出版社:中央公論新社 |
出版年:2013年03月 |
コード: 272p ISBN/ISSN 9784121022103 |
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黄禍論――。それは、自分たちのみが優等であると信じる白色人種社会が、黄色人種への蔑視に基づく政治・外交を当然と考えていた時代の産物である1880年代から日清・日露戦争を経て、第一次世界大戦を戦った20世紀初頭。植民地を巡って争った帝国主義の時代、人々の思いを直接投影して盛んに描かれた諷刺画をもとに、当時の国際社会における日本の虚像と実像を描き出す。誹謗中傷の言説で見る近代史。
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