中国・本の情報館~東方書店~
サイト内検索
カートを見る
ログイン ヘルプ お問い合わせ
トップページ 輸入書 国内書 輸入雑誌  
本を探す 検索   ≫詳細検索
詳細情報
後期日中戦争 華北戦線 太平洋戦争下の中国戦線2 /角川新書
広中一成
出版社:KADOKAWA
出版年:2024年03月
コード:   304p   ISBN/ISSN 9784040824338
 
価格 1,056円
  <東京店在庫有り>
東京店に在庫がございます。少部数のものもございますので、ご来店の場合は直接お問合せください。
 
カートに入れる
三光作戦に改めて光を当てる。41年以降の中国戦線の実像を描く!

1945年8月15日の敗戦以後も日中戦争は続いていたーー。
37年の盧溝橋事件、南京事件などは知られている。だが、41年12月の太平洋戦争開戦以降、中国戦線の実態はまったくと言ってよいほど知られていない。

前書の華中戦線に続き、日本軍と国共両軍の三つ巴の戦場となった華北戦線の実態を明らかにし、完全敗北へと至る軌跡と要因、そして残留日本兵の姿までを描く。

空白の戦史を気鋭の中国史研究者が埋める、新たな日中戦争史。

中国戦線は世界戦争と連動する戦場であった!
・北支那方面軍・傀儡軍vs.八路軍(中国共産党軍)の河北省。失敗に終わった包囲、冀中作戦
・三光作戦の戦場、山東省。毒ガスの魯中作戦、細菌兵器の魯西作戦
・国府軍(国民革命軍)による黄河決壊。干魃、蝗害、悪政の生き地獄となった河南省。泥濘の潁水作戦
・失敗に終わった「山西王」閻錫山への秘密工作と、八路軍に大惨敗を喫した田家会の戦い
・一号作戦(大陸打通作戦)と、その後の八路軍の猛反攻 

結局、日本軍は華北民衆を味方にできなかった
・日本軍は地下道に毒ガスをばらまいた
・日本軍の組織的限界点で起きた館陶事件
・勝利のための「犠牲」か、人民のための「犠牲」か
・日本軍にだまされた「蟻の兵隊」
・残留兵は一般引揚者にされ、日本人が見捨てた


目次:
はじめに
序章 「後期日中戦争」前の華北戦線
第一章 八路軍との容赦なき戦い――河北省
第二章 戦争犯罪の戦場――山東省
第三章 災害との戦い――河南省
第四章 「鬼」と「鬼」との化かしあい――山西省
第五章 終わらない「後期日中戦争」
おわりに
本書関連年表
参考文献一覧
中国・本の情報館~東方書店 東方書店トップページへ
会社案内 - ご注文の方法 - ユーザ規約 - 個人情報について - 著作権について