墓標なき草原(下) 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録
/岩波現代文庫
楊海英
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| 出版社:岩波書店 |
| 出版年:2018年12月 |
| コード: 416p ISBN/ISSN 9784006003951 |
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文革の凄惨な階級闘争は実は少数民族地域にも及んでいた。内モンゴルでは五人に一人が「民族分裂主義者」とみなされ,公式発表でも約三万人が殺害された。革命の聖地延安出身のモンゴル人共産主義者までもが弾圧の標的となり、粛清はより組織的かつ残忍になっていく。体験者の証言、同時代資料,国内外の研究を渉猟して隠蔽された過去を解き明かす。(解説=藤原作弥)
第Ⅲ部 根元から紅い延安派 第7章 モンゴル人を殺して,モンゴル族の人心を得る――延安派に嫁いだオルドス・モンゴル人女性奇琳花 第8章 「モンゴル人虐殺は正しかった」――所詮は「地方民族主義者」にすぎぬ「延安派」オーノス 第9章 「モンゴル人がいくら死んでも,埋める場所はある」――大沙漠に散った延安派幹部アムルリングイ
第Ⅳ部 トゥク悲史――小さな人民公社での大量虐殺 第10章 「文明人」が作った巨大な処刑場――トゥク人民公社の元書記ハスビリクトの経験 第11章 「中国ではモンゴル人の命ほど軽いものはない」――家族全員を失ったチムスレン 第12章 「モンゴル人が死ねば,食糧の節約になる」――革命委員会主任エルデニの回想 終章 スケープゴートもモンゴル人でなければならない――息子が語る「抗日作家」の父ウラーンバガナ 視座 ジェノサイドとしての中国文化大革命
おわりに――オリンピック・イヤーの「中国文化大革命」 解説(藤原作弥) 内モンゴル自治区文化大革命年表 参考文献 人名索引
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