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チベット仏教
/岩波新書
吉水千鶴子
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| 出版社:岩波書店 |
| 出版年:2026年06月 |
| コード: 288p ISBN/ISSN 9784004321163 |
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古代帝国下で仏教を受け入れたチベットは、実践的修行と精緻な教理をともに発展させ、仏教に根ざした文化と社会を築いてきた。言葉を超えた直観的悟りを求める密教の体系、論理による真理の探究、他者を思いやる慈悲の教えは、今もなお私たちの心を惹きつける。その心髄を教義論争とチベット社会の諸相に探り、解き明かす。
目次: はじめに
第一章 チベット仏教のはじまり 1 仏教の導入 2 サムイェの宗論
第二章 チベット仏教教学の形成 1 仏教の再導入 2 学問体系の構築
第三章 チベットの密教 1 密教の受容 2 ニンマ派とカギュ派の密教
第四章 観音菩薩信仰と慈悲の実践 1 救済者を求めて 2 苦しみを引き受け、他者のために祈る
第五章 チベットの仏教僧院 1 仏教コミュニティの形成 2 僧院と僧侶の役割
第六章 僧院と社会 1 社会格差を映す僧院 2 僧院の経済 3 仏教と政治 4 仏教の周縁
第七章 チベット仏教における論争 1 論理か瞑想か 2 他空説と自空説 3 ツォンカパの中観思想をめぐって
第八章 新しい時代へ 1 超宗派(リメ)運動 2 一九五九年以降
あとがき 主要参考文献 略年表
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