「二號病」:霍亂大流行與毛澤東時代的社會重構(1961-1965)
/三十·三十書系
方小平 著 萬芷均 譯
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| 出版社:香港中文大學出版社 |
| 出版年:2026年 |
| コード:524119 263p 23cm ISBN/ISSN 9789882374201 |
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1961年、インドネシアの政局緊張により多数の華僑が中国へ帰国した。彼らは、無自覚のうちに、当時東南アジアで猛威をふるっていたエルトール型コレラの疑似保菌者とみなされ、そのため中国は世界的なコレラ流行に巻き込まれることとなった。本書はこの出来事を起点として、1961年から1965年にかけて中国を襲った「二号病」と呼ばれる重大な公衆衛生危機の顛末を再構成している。 飢饉からようやく立ち直り、国際的にも孤立していた新生政権がいかにこの困難に向き合ったのか、そしてその過程でどのようにして公衆衛生体制と、それに密接に関連する社会政治制度を構築していったのかを描き出す。 著者は、県市レベルの档案、地方志、旧新聞などの一次資料を丹念に読み解き、さらに多数の体験者への口述インタビューを組み合わせることで、コレラ流行が発生から収束へ至る具体的な経過を再構成し、基層政治と防疫体制の形成・管理の実態を鮮やかに復元している。その中で著者は、流行対策の過程において、後に数十年にわたり重大な公衆衛生事件で繰り返し作用することになる、「緊急規訓国家」的な一連の応急メカニズムが徐々に形成されていったことに注目している。
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