《经典释文》引音研究:兼论《切韵》音系的性质
王素敏
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| 出版社:九州出版社 |
| 出版年:2025年11月 |
| コード:523595 380p 24cm ISBN/ISSN 9787522542744 |
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『経典釈文』は、陳の陸徳明の撰。漢魏六朝時期の経書の音義学を集大成した重要文献であり、その中に引用される諸家の読音(方音)の特徴や、『切韻』音系に見られる古今の諸地域の音を研究することは、漢語音韻史を「単線的理解」から「多線的・立体的理解」へと発展させるうえで欠かせない課題である。 本書は、何九盈(北京大学)の提唱する「散点多線式」漢語音韻史研究フレームを援用し、『釈文』に引用される諸家の音系の特徴を整理・比較している。さらに、漢魏から隋唐以前にかけて、これら諸家が属した各地域方言の音韻的特徴を踏まえ、『釈文』に保存された諸方言音系と『切韻』音系との関係を体系的に解明している。 本書は、『経典釈文』資料の総合的活用を促進し、『切韻』音系の性質の明確化に寄与するという点で、史料的価値・理論的価値の双方を備えた研究成果である。
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