琥珀
精装
春树
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| 出版社:作家出版社 |
| 出版年:2026年01月 |
| コード:522846 269p 22cm ISBN/ISSN 9787521236026 |
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本書は、80後世代を代表する作家・春樹による最新の短篇小説集。 一般的な短篇集とは異なり、本書に登場する主人公たちは、名前こそ違うものの、ほぼ同じ人物として読むことができる。彼女たちはそれぞれの視点から、ベルリンやその他の都市を語り、その内面世界を描き出していく。 主人公は似通っている一方で、脇役たちはじつに多彩である。自転車で街をさまようおしゃれな老人、本職を離れて別の道を探す音楽家、東欧から来た家事労働者、ベルリンに三十年以上暮らすトルコ系の女性など、多様な人生を抱えた人々が登場する。物語の舞台もベルリンだけでなく、ヴェネツィア、北京、山東の町へと広がり、主人公の外的世界の拡張と回帰を象徴している。 本書は、ひとつひとつの短篇が珠のように連なり、最終的にひとつの円を形づくる構造を持つ。これは、近代アメリカの作家シャーウッド・アンダーソンの『ワインズバーグ・オハイオ』が22の独立した物語でありながら全体として一つの世界を成すのと似ている。あるいは、各短篇が一本の木であり、それらが集まって一つの森となるように、この森こそが作者の見ている世界、すなわち内面の思考が織りなす世界である。
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■編著者紹介
春樹:80後を代表する作家の一人。本名は林嘉芙。2000年に高校を中退して創作活動を始める。2002年に自伝的小説『北京娃娃』(日本語訳『北京ドール』)を出版しその社会的影響より中国の文壇で注目される存在となった。
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