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盛世宰相李林甫
/九色鹿
精装
丁俊
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| 出版社:社会科学文献出版社 |
| 出版年:2026年02月 |
| コード:522489 580p 24cm ISBN/ISSN 9787522865874 |
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在庫僅少
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李林甫は、唐代玄宗朝の政治家。唐朝の宗室出身で、貴族派の代表として科挙出身者の派閥との権力抗争に勝ち、その後19年の長きにわたって宰相の地位にあった。 本書は、多くの文献資料に基づき李林甫の生涯を復元し、とくに宰相在任中に実施した一連の制度改革――官制・機構改革、租税制度改革、兵制改革、法制改革、選官・科挙制度改革など――を重点的に分析している。これらの施策は、開元・天宝期の「全盛の時代」を支える重要な要因となった。また、李林甫が主導して完成させた『唐六典』は、唐代以降の官制の模範ともなった。 本書はさらに、李林甫と張九齢の関係が一般に言われるような完全な対立関係ではなく、むしろ協調的であったことを指摘する。一方で、李林甫と安禄山の関係は良好ではなく、李林甫の死後、安禄山と楊国忠が結託して李林甫謀反の冤罪を作り上げたことも明らかにしている。十九年に及ぶ長期政権の中で、李林甫の最大の失策は太子(のちの粛宗)との関係を悪化させたことであり、韋堅・李適之・王忠嗣らに関する事件で太子の強い反感を買った。しかし、これらの事件の主導者はあくまで玄宗であった点も本書は強調している。 本書は、李林甫をめぐる政治構造を再評価し、唐代政治史の理解を深める重要な研究成果である。
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