上海抗日战争史 上、中、下
精装
余子道 张云 吴海勇 等
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| 出版社:上海人民出版社 |
| 出版年:2025年08月 |
| コード:516346 1463p 25cm ISBN/ISSN 9787208197343 |
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本書は抗日戦争勝利80周年の記念出版。
全13章と附録から構成され、局地戦から全面的な勝利に至るまでの抗日戦争の展開過程を詳細に記述している。
1章から5章では、上海における抗日救国運動の勃興と発展、そして「一・二八淞滬抗戦」の全過程に焦点を当てる。民族系の工業・商業者、文化人、市民層がどのようにして初期の抗日ネットワークを形成したかを分析し、上海市民による抗日勢力の台頭を明らかにする。救国運動の萌芽、第一次の高揚期の形成、そして困難を乗り越えながら新たな高揚へと進む過程を通じて、各界の救国団体が次々と設立され、抗日運動が活発化していった。その結果として、上海は全国的な抗日救国運動の中心地となり、全国的な抗日統一戦線の構築を推進する中枢となった。また、第一次淞滬抗戦の全過程も詳細に描かれており、中国の局地戦の中で前後をつなぐ重要な戦役であると同時に、世界反ファシズム戦争における最初の重要な戦闘についてくわしく解説している。
第6章から第7章では、時間軸と戦場空間を組み合わせ、戦略的決定と戦術的詳細を交えて「八一三淞滬会戦」の全体像を体系的に再現した。
第8章から第10章では、統一戦線下での救国運動の高揚、「孤島時期」における秘密抗争、郊外地域でのゲリラ戦の開拓と発展について詳述する。
最後の3章では、日本軍による暴行の記録、全面占領期における生存と抵抗、そして光復(解放)までの過程を通じて、戦争による傷跡と民族の強靭さという二重の物語を構築している。
附録として「上海抗日戦争大事記」を収める。
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