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故宫清抄本《西番译语》综合研究
施向东
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| 出版社:中西书局 |
| 出版年:2025年07月 |
| コード:516160 283p 24cm ISBN/ISSN 9787547524503 |
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【新発見の清写本チベット語−漢語対訳本について総合的に論じた入門書】
本書は、『西番訳語』という、長い間故宮に眠っていた新発見の重要文献について総合的に研究し、それが漢語の音韻学、訓詁学、方言学、校勘学、チベット語発音史、漢語−チベット語比較研究において重要な位置づけにあることを示す一冊である。
『西番訳語』は、明清時代の二言語対訳叢書『華夷訳語』の一種であり、様々な写本や版本が存在する。明代にはすでに乙種本、丙種本の『西番訳語』が現れ、清代には明本を模範とした様々な『西番訳語』の版本が作られたが、そのうちの一部9種類は、漢語と、四川で流行ったチベット語方言5種およびその他のチベット・ミャンマー語4種との二言語対照辞典であり、書名も『川番訳語』といい、各書の規模や項目は明本と同じである。新発見の故宮清写本『西番訳語』は明本の修訂増補本であり、項目はほぼ明本の3倍あり、修訂箇所もかなり多い。本書は、この清写本の総合研究であり、清写本『西番訳語』の基本的な姿、語釈についての研究、チベット語−漢語転写についての研究、清写本の乙種本からの拡充と校正についての研究、清写本そのものの校勘、清写本『西番訳語』に基づく清初における官話の発音についての研究、チベット語−漢語の“r”音史についてのテーマ別研究が含まれている。
巻末には附録として清写本『西番訳語』の校注を収める。
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