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詳細情報
现代汉语反意外语用标记研究
陈禹
出版社:上海教育出版社
出版年:2025年05月
コード:513807   318p  21cm ISBN/ISSN 9787572033919
 
価格 7,128円
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【最新理論と関連付けた中国語「反意外」カテゴリについての研究書】
本書は、中国語の実態に基づき、「反意外」という新たな語用カテゴリを提唱している。この「反意外」についての研究は、「意外性」という言語類型論の古典的な概念についての研究から始まったが、その趣旨は、機能主義における最前線の理論の一つ「反予期/予期」学説が、一部の言語構成要素の主観性に関する定性、分析、解釈上の困難を十分に説明できないことを解決する点にあるという。「比較軽説」、「主観少量」、「確信」、「反語」、「反予期解除」などの関連概念は、「反意外」の定義と類型を得るための第一歩であり、より重要なのは、「反意外」の提唱がどのような具体的な問題の解決につながるのかという点であるとする。
本書は、一連の中国語の文法や意味についての困難な問題を描き出し、文型、意味フレーム、語用貢献という3つのマクロな視点から、「反意外」理論を展開して実効のある解決方法を提供している。それとともに、「反意外」理論をその他様々な最先端の学説、例えば「立場の三角」、「主観視点」、「反制約」、「反事実」、「語用化」、「力動態」、「語用階級」、「構造競争」、「語用価値」、「確証力」、「多声性」などをはじめとする理論学説と密接に関連付けることで、「反意外」の内容と説明能力を深めあい、互いにより豊かなものとしている。
本書は、様々な理論の中心的な志向と巧妙な方法を広く吸収した上で、中国語の「反意外」カテゴリおよびその関連現象に関して探求実践することにより、中国的な特色を備え、また、偏在的な異義も備え、さらには強烈な問題意識を備えた理論言語学を導いていく一端を開拓する一冊である。

目录
第一章 从意外到反意外
1.1 意外范畴
1.2 反预期
1.3 合预期
1.4 反意外的缘起
1.5 本章小结
第二章 反意外的相关概念
2.1 轻说语气
2.2 主观小量
2.3 确信语气
2.4 反问语气
2.5 解-反预期
2.6 本章小结
第三章 反意外标记的定义与分类
3.1 反意外标记的定义
3.2 反意外标记的分类
3.3 本章小结
第四章 陈述句中的反意外
4.1 “还不是”的非否定用法
4.2 我们的设想
4.3 两个易混淆的概念
4.4 反意外范畴的反意外性
4.5 反意外范畴的立场属性
4.6 讨论
4.7 本章小结
第五章 反问句中的反意外
5.1 句末“不就X了”构式
5.2 句法表现
5.3 语义-语用表现
5.4 反意外与意外、解-反预期、反问之关联
5.5 本章小结
第六章 转折复句中的反意外
6.1 “只不过”与轻转标记
6.2 何为轻转
6.3 为什么要轻转
6.4 轻转所反映之规律
6.5 本章小结
第七章 因果复句中的反意外
7.1 “既然”与“因为”的互换
7.2 “既然”与“因为”的分布
7.3 推断理据的本质
7.4 原因小句的意外性分化
7.5 本章小结
第八章 事实性中的反意外
8.1 三种事实性
8.2 语用功能的确定
8.3 语用转移的缘由
8.4 事实性层次与语用功能的配合
8.5 本章小结
第九章 否定中的反意外
9.1 隐性否定构式“才怪”
9.2 “才怪”的前后成分及其构式义
9.3 语用包装与“才怪”的语用化路径
9.4 反事实否定与反问否定的分化
9.5 本章小结
第十章 力动态框架下的反意外
10.1 “反正”的困难
10.2 理论基础:力动态模型
10.3 “反正”的力动态解释
10.4 主力体与抗力体的实质
10.5 本章小结
第十一章 无定预期的反意外
11.1 追补性推理构式
11.2 否定倾向性
11.3 语义结构与语用功能
11.4 解-反预期模型与语用量级模型的解释力
11.5 本章小结
第十二章 特定预期的反意外
12.1 “当然”与“自然”
12.2 释义梳理
12.3 竞争语境
12.4 特定预期与无定预期
12.5 反意外与无意外
12.6 本章小结
第十三章 无意外
13.1 “而已”“罢了”的异同
13.2 四类环境
13.3 对立实质
13.4 有偏与无偏
13.5 本章小结
第十四章 自明性
14.1 “毕竟”的问题
14.2 已有研究
14.3 我们的设想
14.4 自明性的验证
14.5 已有学说解释力的缘由
14.6 本章小结
第十五章 反意外与信据力
15.1 “不免”“难免”“未免”之比较
15.2 三元竞争
15.3 共通之处
15.4 语用价值
15.5 本章小结
第十六章 反意外与语力
16.1 范围副词“无非”
16.2 总括义与限制义之间的语义渗透
16.3 高确信与低评价的统一
16.4 考虑语力的语用系统
16.5 本章小结
第十七章 反意外与多声性
17.1 显而易见
17.2 多声性
17.3 共享场域
17.4 交互主观性的精细化
17.5 本章小结
第十八章 反意外的其他讨论
18.1 界定的讨论
18.2 相关概念的讨论
18.3 功能的讨论
18.4 演化路径的讨论
18.5 其他相关讨论
第十九章 结论
附录
参考文献
后记
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