雪盲
/文學叢書
郭松棻
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出版社:INK印刻文學生活雜誌出版股份有限公司 |
出版年:2025年03月 |
コード:512472 382p 21cm ISBN/ISSN 9789863878056 |
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在庫僅少
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モダニズムの美学を強く湛えた文体、言語表現によって、台湾文学史に独自の足跡を残した作家、郭松棻(1938-2005)の小説集。
本書は、小説という創作の軌跡を通じて郭松棻の文学人生を辿り、その流れの中で彼の小説作品を改めて整理しようと試みるものである。初期の作品や、個人的な記憶と感情にまつわる作品を中心に収録する。
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■編著者紹介
郭松棻
1938年、台北市に生まれる。父は画家の郭雪湖。1958年、台湾大学の雑誌《大学時代》に短編小説『王懷和他的女人』を発表し、作家としての歩みを始める。1961年、台湾大学外国語文学科を卒業。1966年、アメリカに渡りカリフォルニア大学バークレー校で比較文学を専攻、1969年に修士号を取得。1971年には博士課程を中途で辞し、保釣運動(尖閣諸島防衛運動)に参加。その後、国際連合に勤務。1983年、再び小説創作を始め、羅安達という筆名で文芸誌《文季》に作品を発表。その後も『機場即景』、『奔跑的母親』、『月印』、『月嗥』などを香港・台湾の新聞や雑誌に次々と発表。
小説集に『郭松棻集』『双月記』『奔跑的母親』『驚婚』『落九花』があり、また著作として『郭松棻文集──保釣巻』『郭松棻文集──哲学巻』がある。2005年7月、ニューヨークにて脳卒中のため逝去、享年67歳。
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