後經典時代：現代視閾中的「四大奇書」及其改寫
黃璿璋
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| 出版社：政大出版社 |
| 出版年：2024年12月 |
| コード：510130 384p 23cm ISBN/ISSN 9786267615034 |
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『三国志通俗演義』『忠義水滸伝』『西遊記』『金瓶梅詞話』が「四大奇書」と称されているのは、実のところ文学史における後知恵というものである。というのも、この4つの小説は、経典化される以前は「語り物」の実演・書写・販売・閲読・評論などの集団的な相互行為を経て生まれたものであり、中国小説における「世代累積型」の特徴を示している。現存する明清古典小説の「続書」のほとんどは、この4つの小説が「定本」となる以前に、「物語」が不断に「言説」と「閲読」の間にさらされ、社会集団が共同参加する文化資産となり、かつ続編・翻案の改編行為の中には、創作者が「当時」直面していた新たな社会状況が反映されているため、それは集合的・世代伝達的な、価値を織りなす行動であったといえる。
そして、近代以降の中国においても、そうした「語り物」の伝統は続いていたのである。本書は、魯迅と五四文学以来の「故事新編」体の小説発生学を対照するとともに、文学資料の再考を通して、現代作家による「四代奇書」に対する改編状況を考察し、これまでの典型的な文学史と文化史の重層的な視点を打開することを目的とする。
清末以後の現代作家が、どのように古典小説の象徴とされる「四大奇書」に対して「再記述」「再読解」をしていったのか、「通俗性」と「伝統性」の中でどのように「現代性」を主張したのかに注目するとともに、経典としての原著の記号体系が、どのようにグローバル化した知識の還流する世界の中で解体され再構築されていったのかを強調する。
目錄
推薦序
高桂惠
顏健富
鄭文惠
【第壹章】緒論 星叢蹤跡：「現代文學」的另一面
一、天才夢魘：從張愛玲的〈摩登紅樓夢〉談起
二、說「故」事的人：清末民初的「改寫」現象
三、民國初年對「四大奇書」的「再閱讀」與「再書寫」
四、從「經典」到「後經典」：釋名與定義
五、論述策略、章節結構與開展
【第貳章】形塑經典：近現代「四大奇書」概念的傳播
一、前言
二、文學史溯源：知識環流視野中的「四大奇書」概念
三、森槐南與作為學科概念的「四大奇書」
四、從文學史「知識」到「常識」：「四大奇書」概念的形塑
五、結語
【第參章】歷史與狂歡：民國初年「三國故事」改寫的遊戲形式及其大眾性
一、前言
二、「新小說」與「遊戲文」：從「陸士諤戲撰」《新三國》談起
三、因果與進化：雄辯士《三國還魂記》的遊戲與啟蒙
四、「說三國」與「三國戲」：民國初年娛樂情境中的「三國」故事
五、亂世與民國：滑稽小說「新三國」系列中的社會鏡像
六、結語
【第肆章】江湖與遺民：旗族報人冷佛《續水滸傳》中「忠義兩不全」的民國世界
一、前言：閱者注意《續水滸傳》
二、水滸與民國：二十世紀之梁山泊者何？滿州之馬賊是也
三、「花石綱」與「九天玄女廟」：《續水滸傳》十罪宋江
四、拯救與解脫：重詮「寂天寞地」之終局
五、結語
【第伍章】神魔與啟蒙：清末民初《新西遊記》續衍中的「祛魅」與「復魅」
一、釋題：神魔與啟蒙
二、寓祛人迷信之意：晚清陳景韓《新西遊記》的「祛魅」書寫
三、再續下其續處：包天笑《新西遊記》成書線索與民國風景
四、遊戲三昧：包天笑《新西遊記》的「復魅」與「勸善懲惡」敘事
五、結語
【第陸章】淫婦與烈女：民國《金瓶梅》的接受與「潘金蓮」的形象轉型
一、前言：從轉型視閾下的經典小說談起
二、從「禁書」到「經典」：清末民初「公共輿論」中的《金瓶梅》
三、從「淫」到「愛」：歐陽予倩與《潘金蓮》的劇作改編
四、從「淫婦」到「烈女」：三○年代「潘金蓮」形象的轉化
五、從「身體」到「國體」：四○年代以後「潘金蓮」形象的接受
六、結語
【第柒章】敘續：朝向一種「後經典敘／續事學」
一、故事從未結束
二、遺民與移民：陳舜臣及《曹操殘夢》
三、細節與邊緣：西西及〈浪子燕青〉
四、釋悟與識物：劉以鬯及〈孫悟空大鬧尖沙嘴〉
五、同一與破碎：閻連科及〈金蓮，你好〉
六、當代寓言：「如何改寫」或「必須改寫」
【第捌章】結論 運動中的後經典
附錄 本書使用改寫文本
參考書目
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