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現代湘語與六朝南北方言歷史關係述論
吳瑞文
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出版社:政大出版社 |
出版年:2025年01月 |
コード:510129 330p 23cm ISBN/ISSN 9786267615072 |
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【湘語と六朝時代の南北方言との比較研究】
本書は、歴史的視点から現代湘語と六朝時代の南北二大方言(河北方言と江東方言)との関係について考察する。
14種類の現代湘語を材料とし、『切韻』の中古音体系を利用し、声母条件3つと韻母条件5つについて通時的に比較研究する。また、実詞と機能詞(否定詞と人称代名詞)の表現についても研究することで、より全面的に湘語と六朝南北方言との関係をあきらかにする。
本書が採用する研究方法は、構造分析・比較方法・文献参照・語源探求・階層分析である。本書の結論として、系譜関係からいえば、現代湘語の前身は原始湘語であり、その由来は六朝時代の北方の鄴下方言であるとする。また一方で、原始湘語は長江以南に位置し、かつ江東方言とも接していたため、この権威方言の共時的影響をまぬがれることはできず、具体的には、江東方言の一部の音韻的特徴をしめし、江東方言の語彙を使用しているとする。
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