《自我演戏以来(1907-1928)》校勘及研究
赵骥
|
|
出版社:学苑出版社 |
出版年:2024年09月 |
コード:509989 386p 24cm ISBN/ISSN 9787507770339 |
|
|
|
在庫無し
現在、弊社に在庫がございません。海外からの取り寄せとなります。
|
|
|
|
|
中国新劇創始者・欧陽予倩の自伝 整理・研究書
『自我演戯以来』は、中国話劇芸術の先駆者の一人、欧陽予倩(1889-1962)の代表作でありながら、近現代中国の話劇に関する資料の中でもこれまで目にする機会がほとんどなかった重要作品である。欧陽予倩本人による20数年の芸術活動についての自伝であり、自身の経験をもとに、1907年から1928年までの中国の初期話劇運動史についておおまかな流れを叙述している。さらに、附録の『談文明劇』と『回憶春柳』の二篇もまた重要な話劇資料である。
本書には、欧陽予倩という、学校にも行かず師匠にもつかなかった演劇人の演劇人生が描かれ、さらにより広範な交際と複雑な人間関係、そして独特な人生経歴も書かれており、まさに「あるひとつの近代中国戯劇史」というべきものである。
『自我演戯以来』は、1929年に広州の雑誌『戯劇』誌上に連載されたあと何度か再版されている。本書は、1959年中国戯劇出版社版を底本とし、全文を組み直し、校勘と注釈をおこなった。
|