河朔訪古記
/宋元史料叢刊
〔元〕廼賢 撰 張平鳳 楊曉春 整理
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出版社:上海古籍出版社 |
出版年:2024年12月 |
コード:508748 194p 21cm ISBN/ISSN 9787573214447 |
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【元代金石学の代表作】
『河朔訪古記』は、元の学者廼賢(または乃賢)の撰。華北地域の歴史・遺跡を記録し考察している。原書は失われたが、乾隆期に『永楽大典』から輯佚して『四庫全書』に収められた。その後、『真意堂叢書』本、待学楼本、『完誠山閣叢書』本、『粤雅堂叢書』本などの刊本が出たが、そのすべてが直接もしくは間接的に文瀾閣『四庫全書』本に基づいている。これらの残存本各種はみな三巻本で、常山郡部・魏郡部・河南郡部の三部からなる。内容は、地名の沿革、山河の形勢、文物遺跡などを記述しており、中でも歴史や名勝古跡の記載によって知られている。先秦から大元まで歴代碑刻の記録数は目を見張るものがあり、元代金石学の代表作とされている。
「宋元史料叢刊」は、これまで整理本が刊行されていない宋元時期の史料を対象に、校勘と標点を施した排印本として刊行する新しい叢書シリーズ。校点作業のほか、索引等の研究に資する附録部の充実にも努める。
縦組繁体字。
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