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汉中方言研究
张璐
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| 出版社：中国社会科学出版社 |
| 出版年：2024年08月 |
| コード：505087 399p 24cm ISBN/ISSN 9787522735375 |
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在庫僅少
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本書の研究対象は漢中市漢台区城区西関・北関方言をはじめとする漢中市漢台区方言であり、漢中方言の発音・語彙・語法体系を記し、共時的分析と歴史比較研究を行う。
本書で論じるのは、陝西省漢中市という言語資料が豊富な盆地では、中原官話の秦隴弁・関中弁・西南官話の川黔弁などの方言分布が複雑に絡み合っており、高度な接触と融合の具体的な現象が現れているということである。漢台区における二種類の主要な音韻系統を取り上げて内部の違いを比較し、連続変調や声調を記すとともに、同音語彙を取り上げて歴史比較を行い、声母・韻母や声調の変化と法則を明らかにする。単体声調の調値（実際の音価）、古代全濁声母仄声字の有気・無気音化、連続変調や声調などの面からの考察を通して、関中城区西関・北関方言は、調類（声調の種類）は中原官話の秦隴弁系統に属しつつ、調値は西南官話の川黔弁に属する関中東関・南関に非常に似ていると判断する。漢中語の声調変化の特徴は、主に古代入声字の変化傾向について、清入声が陽平声と陰平声に変化する範囲が北京語に比べて大きく、数も多い。また、次濁入声は主に陽平声に、濁入声は主に陽平声に変化している。以上の調値や調類の考察によって、中原官話と西南官話は、漢中市での融合の過程において、すでに深く接触していたことが判明した。また、漢中方言の語彙には、漢中人の生産方式・生活習俗・文化思想概念の含蓄が反映されていることも明らかとなった。このように、漢中方言という体系は、中原官話に属するいくつかの典型的な語彙・語法的特徴を備えているとともに、西南官話に属する典型的な語彙・語法的特徴も備えており、それらは特徴的な語句や特殊な構文に現れ、漢中方言の語彙・語法体系の特徴となっているのである。
目录
前言
第一章 导论
第一节 汉中自然地理与历史人文
一 自然地理
二 历史沿革
三 人口人文
第二节 材料来源以及发音合作人简况
一 材料来源
二 发音合作人简况
第三节 符号说明
第二章 汉中方言语音
第一节 汉中西关、北关语音系统
一 声母
二 韵母
三 单字调
四 连读调与词调
第二节 汉中东关、南关语音系统
一 声母
二 韵母
三 单字调
第三节 汉中方言同音字汇
第三章 汉中方言语音与中古音的比较
第一节 声母比较
第二节 韵母比较
第三节 声调比较
第四节 声韵调的演变特点
一 声母的演变特点
二 韵母的演变特点
三 声调的演变特点
四 古入声字在汉中方言中的演变
第五节 例外字表
一 声母例外字表
二 韵母例外字表
三 声调例外字表
第四章 汉中方言分类词表
一 天文
二 地理
三 时令时间
四 农业
五 植物
六 动物
七 房舍
八 器具、用品
九 称谓
十 亲属
十一 身体
十二 疾病、医疗
十三 衣服、穿戴
十四 饮食
十五 红白大事
十六 日常生活
十七 讼事
十八 交际
十九 商业、交通
二十 文化教育
二十一 文体活动
二十二 动作
二十三 位置
二十四 代词等
二十五 形容词
二十六 副词、介词等
二十七 量词
二十八 附加成分等
二十九 数字等
第五章 重叠与后缀
第一节 重叠
一 重叠式名词
二 重叠式动词
三 重叠式形容词
第二节 后缀
一 名词性后缀
二 动词性后缀
三 形容词性后缀
第六章 代词
第一节 人称代词
一 人称代词“我、你、他”等的用法
二 “伢”和“人伢”的来源和用法
三 “残个人”“二一个人”的用法
四 “自家”“各家”“各人”的用法
第二节 指示代词
一 读音
二 用法
第三节 疑问代词
一 表示人、事物的疑问代词
二 表示时间、处所的疑问代词
三 表性状、原因、数量的疑问代词
四 表示任指、虚指的疑问代词
第七章 副词
第一节 程度副词
一 表示程度高的副词
二 表示程度低的副词
第二节 范围副词
第三节 情状副词
一 表动作态度、目的的副词
二 表动作的具体状态的副词
第四节 时间、频度副词
一 表时间的副词
二 表频率的副词
第五节 肯定、否定副词
第六节 语气副词
第八章 介词和助词
第一节 介词
一 表示对象的介词
二 表被动的介词
三 表比较的介词
四 表时间、处所的介词
五 表凭借的介词
第二节 助词
一 结构助词“的”
二 体貌助词
第九章 语气和语气词
第一节 陈述语气
第二节 疑问语气
第三节 祈使语气
第四节 感叹语气
第五节 语气词的连用情况
第六节 汉中方言语气词连用规律分析
第十章 特定句式
第一节 “把”字句
第二节 “叫”字句
第三节 “把、叫”同现句与助词“给”
第四节 “把”字句、“叫”字句与助词“给”
第五节 比较句
一 差比句
二 极比句
三 递比句
四 平比句
第十一章 疑问句
第一节 是非问
第二节 特指问
第三节 选择问
第十二章 复句关系表达
第一节 因果类复句
一 因果句
二 推断句
三 假设句
四 条件句
五 目的句
第二节 并列类复旬
一 并列句
二 连贯句
三 递进句
四 选择句
第三节 转折类复句
一 转折句
二 让步句
三 假转句
第十三章 语料标音
第一节 语法例旬
第二节 歇后语，谚语
第三节 故事
参考文献
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