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惠昕五本六祖壇經校釋
精装
黃連忠 編撰
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出版社:萬卷樓圖書股份有限公司 |
出版年:2024年07月 |
コード:503592 362p 27cm ISBN/ISSN 9786263861282 |
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【『六祖壇経』恵昕本の校勘注釈本】
鈴木大拙(1870-1966)から胡適(1891-1962)にいたるまで、『六祖壇経』恵昕本は、北宋太祖乾徳五年すなわち西暦967年に成立した「北宋本」であると断定している。その後90年にわたって、学界のほとんどはこれに基づき、恵昕本『壇経』の編纂者恵昕和尚は五代から北宋初年の禅僧であると誤解されてきた。しかし、数多くの文献資料の考証を経て、恵昕和尚は中唐の禅僧であり、『壇経』を編纂した年代は、実は唐徳宗貞元三年の旧暦5月23日すなわち西暦787年であり、六祖慧能が入寂した713年からは74年しか隔たっていなかったことが明らかとなった。
つまり、唐代の恵昕本『壇経』は、現存最古の『壇経』版本である可能性が高く、本書では恵昕系列の真福寺本・大乗寺本・天寧寺本・興聖寺本・寛永寺本の五本をもって相互に対校するとともに、敦煌・契嵩(1007-1072)から宗宝(1600-1661)までの『壇経』版本系列やこれまでの研究成果を参考として、精密な校勘と注釈および語釈を行う。
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