客家文學研究:語言、族群、性別與歷史敘事
黃菊芳
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出版社:國立中央大學出版中心 遠流出版事業股份有限公司 |
出版年:2024年03月 |
コード:501170 223p 21cm ISBN/ISSN 9789865659547 |
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本書は、客家文学におけることば・族群(民族集団)・性別・歴史記述について検討する。そもそも、これらのテーマそのものが、台湾の多種多様性をあらわしている。
台湾は、1988年の「還我母語運動」のあと、数々の本国言語の復興運動を啓発している。戒厳令解除後の台湾では、各民族集団が文化的伝統の伝承と復興について再考するようになり、その過程において、過去の単一標準の言語政策が脱構築され、異種言語が混交した複数言語状況が生み出された。文学と政治イデオロギーが相互に作用することで、ある文学テキストがそのテキストを生み出した時代の思潮を反映させるようになり、テキストにおける族群関係やジェンダー表現、歴史的記憶などは、すべて当時の台湾の境遇や世界の動向についての再考を促すものとなっている。
本書は、「周辺」を中心とした研究方法を採用し、「客家文学」のそれぞれの論点について詳しく分析することで、台湾の多元性や豊富さを明らかにするとともに、より「客家文学」への理解を深めてもらうことを目的とする。
目錄 導言
第一章 客語新文學與還我母語運動 一、前言 二、語言,有關係嗎? 三、1988還我母語運動與其後「客家文學」研究的出現 四、「客家文學」與「客語文學」知識的形構 五、客語文學有哪些? 六、文學獎與「客語新文學」的發展 七、「客語新文學」的發表園地 八、結語
第二章 客家文學中的族群與臺灣主體性敘事:《殺鬼》及《邦查女孩》 一、前言 二、文學文本中的族群書寫 三、《殺鬼》建構的漢人男性臺灣主體意象 四、《邦查女孩》建構的非漢女性臺灣主體意象 五、結語
第三章 鍾肇政小說中的族群再現 一、前言 二、族群再現相關研究 三、鍾肇政小說再現的族群與文化符碼探討 四、鍾肇政小說中的人群分類與反思 五、結語
第四章 客家文學的女性形象建構:臺灣現代詩與小說 一、前言:關於客家文學與女性 二、性別無意識:「女性形象」研究 三、客家文學中的女性形象建構 四、結語
第五章 移民結構與歷史記憶:客家渡臺與過番敘事 一、前言 二、〈渡台悲歌〉與〈過番〉 三、客家民間敘事中的移民結構與生活方式 四、「渡臺」與「過番」歷史記憶的再現 五、結語
第六章 客家月令格聯章歌謠〈十二月古人〉的敘事傳統與異文取材 一、前言 二、客家月令格聯章歌謠的敘事傳統與〈十二月古人〉的命名原由 三、「剪剪花」的歷史傳承 四、〈十二月古人〉的異文 五、〈十二月古人〉校定本與內容取材探討 六、結語
各篇文章出處 參考文獻 一、專書 二、期刊論文 三、專書論文 四、學位論文 五、其他
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