《玉燭寶典》校理
精装
〔隋〕杜臺卿 撰 朱新林 校理
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出版社:北京燕山出版社 |
出版年:2022年03月 |
コード:500740 483p 23cm ISBN/ISSN 9787540264550 |
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【『玉燭宝典』研究プロジェクトによる整理研究本】
『玉燭宝典』は、隋の時代に杜台卿によって作られた、年中行事を記した漢籍。
本書は、日本各地の蔵書機関に所蔵される『玉燭宝典』の四種類の旧写本を対象とした資料整理研究プロジェクトの一環であり、初めて『玉燭宝典』について全面的に整理し、体系的に研究した一冊である。
整理研究対象とした日本所蔵『玉燭宝典』四種旧写本の第一は、1096〜1345年の写本で、全11巻(巻9欠)、巻軸(6軸)装、吉川幸次郎撰『 玉燭宝典解題』を附し、台湾『歳時習俗資料彙編』本はこれをもとにしている。 第二は、日本図書寮抄本であり、全11巻(巻9欠)、冊葉装。江戸時代の毛利高翰(1795-1852)が加賀藩主前田家所蔵の貞和四年(1344)の写本をもとに作らせたもので、毛利高翰影鈔本とも呼ばれ、現在は日本の国立公文書館に所蔵されている。 第三は、森立之・森約之父子抄校本であり、毛利高翰影鈔本をもとに引き写したもの(森氏の跋文によると、「字だけを残し、体耳は残さない」ため影鈔ではない)で、全11巻(巻9欠)、4冊本である。現在は日本の専修大学図書館に所蔵されている。 第四は依田利用(1782-1851)『玉燭宝典考証』十一巻(巻九欠落)、四冊装であり、まず『玉燭宝典』の正文と旧注(大字)を写し、その上で考証を施している(細かい字で行間またはページ上段に記載、内容は校勘)。現在は日本の国立国会図書館古籍資料室に所蔵されている。
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