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赤松子章歷校釋
/道教典籍選刊
劉祖國 校釋
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出版社:中华书局 |
出版年:2023年12月 |
コード:497458 316p 21cm ISBN/ISSN 9787101164039 |
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【道教天師道派の儀礼「上章」についての解説書:校注本】
『赤松子章歴』は、現存の道蔵本では全六巻、内容は主に天師道の上章儀礼について取り上げ、例えば章信・章辞・上章の宜忌・章奏様式など、上章について必ず知っておかなければならない各種項目を列挙している。 上章は早期道教の救済手段であり、道教儀礼の様式の一種でもある。具体的には、巻一では、章歴の由来について総括し、上章の目的が、国家・自身・身内・故人への追善供養や厄災払いであることについて述べる。その次に各種の章信135種と、それぞれの持つ章名・信物について取り上げる。信物の品目・数量は、章によって異なり、三等に分かれる。また、上章の章辞様式や吉日などについても言及する。巻二では、書符式・書章法・封章法・断章法などについて載せる。また、三元日・三会日・五徳日・六合日・天地閉塞日・天父日・天母日・四季日・五腊日などの内容についても取り上げる。さらに、「誠惶誠恐」「稽首再拝」「頓首死罪」など上章用辞の用法、および請官・存思・避忌・禁戒など上章の際の規定についても取り上げる。巻三から巻六までは、章奏67通について、天旱章・解咒詛章・消怪章・謝先亡章・大醮宅章・大冢訟章・解讁章など、それぞれの章名および、上章儀式を通じて、人生におけるそれぞれの問題を解決し、災厄消除をはかるそれぞれの様式について取り上げる。このような書物の形式は、道士が直接書き写して使える実践的なものである。
本書の整理では、『道蔵』本を底本にし、『道門定制』『天上黄籙大斎立成儀』『要修科儀戒律鈔』など、本書を一部引用したり本書が一部引用したりした文献、および『登真隠訣』『正一法文経章官品』『女青鬼律』『霊宝玉鑑』などそのほかの経典に密接に関係する文献で校勘した。
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