| 《三才福》校注
                /吴语历史文献整理与研究丛书 吴存存 校注 石汝杰 校订
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                | 出版社:上海教育出版社 | 
              
              
                | 出版年:2023年10月 | 
              
              
                | コード:496690        242p  21cm  ISBN/ISSN   9787572021336 | 
              
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                | 【清代呉語方言劇の脚本、校注本】 『三才福』は、中国国内で160年以上失われていた崑曲の脚本であり、文化史的価値ばかりでなく、呉方言の文献研究においても非常に高い価値を有する。本書はその校注本。
 校注作業の主なポイントは、いくつかの誤字や脱字、記号の校勘をおこなったことを除き、呉語によるセリフの翻訳や解釈、およびいくつかの典雅な歌詞や典故の解釈という二つの点にあり、得難い呉方言の研究資料となっている。
 清代中期の江南では、蘇州語のセリフを用いた脚本が次第に流行していったが、多くの場合、主に滑稽なしぐさなどで笑わせる場面で限定的に用いられていた。ところが『三才福』では、一部の役者が始めから終わりまで蘇州語のセリフを語っており、方言劇が清代にどのように変化したのか、またそれはどのような特徴を持っていたのかについて理解する上で貴重な資料となっている。
 才子佳人物語を主軸にしているものの、庶民の生活の息遣いを濃厚に感じさせるこの脚本は、清代蘇州の都市住民の生活、とりわけ女性たちのありさまを理解する上で、非常に高い意義を持つものである。
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