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《新撰字鏡》校注 上、下
精装
張磊 吴美富
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出版社:浙江大学出版社 |
出版年:2024年04月 |
コード:492659 1211p 27cm ISBN/ISSN 9787308248822 |
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在庫僅少
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『新撰字鏡』は、平安時代の日本において、『原本玉篇』『切韻』『玄応音義』など中国古代の字書や韻書を底本にして編纂された全12巻の辞書。現存最古の版本は「天治本」(天治元年=1124年)である。
その最たる特徴は、漢文古典籍のより原始的な姿を保存していることにあり、同時代の敦煌・トルファン・黒水城などの文献における写本辞書と相互比較することができるだけでなく、中国に残存する辞書と互いの関係を解き明かすこともでき、漢文辞書の修補や現在の大型辞書の校訂にも非常に有益である。
本書は『新撰字鏡』について精緻な整理と校注を施したもの。『新撰字鏡』の引用する漢文辞書と中国残存の辞書とを比較するとともに、敦煌写本の辞書を参考として校注を行うことで、各種文献間の関係を探り、今後の「域外漢文」辞書の研究に役立てようとするものである。
本書は、中国国家社会科学基金青年プロジェクト「『新撰字鏡』と古写本辞書の比較研究」(14CYY027)の最終成果である。なお、『新撰字鏡』における引用書・引用文に関する研究を行った専門書として、金玲敬 《《新撰字镜》引书研究及引文校考 以《玄应音义》《原本玉篇》《切韵》为中心 》(上海辞书出版社、2022年、「497668」)がある。
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