被創造的疾病 - 近代中國女同性戀論述之轉變(1920s-1940s)
/國立臺灣師範大學歷史研究所專刊
許維安
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出版社:秀威資訊科技股份有限公司 |
出版年:2023年03月 |
コード:488427 178p 21cm ISBN/ISSN 9786267187203 |
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五四新文化運動以来、女性活動は、女性が家族を飛び出して仕事と結婚については自ら選択する権利を持つことを奨励してきた。女性は男性の附属物ではない。こうした風潮は、従来の家父長制社会におけるジェンダー構造と異性愛の規範に大きな影響を与えた。女子学生の中には、自由恋愛を主張するだけでなく、女同士の友情は異性間の愛情よりも高貴であり、かつ純粋であると信じて、結婚しないと宣言する向きすらあった。これは「強国強種族」という救国心理からすれば、当然相反する考え方である。女性が家に属さないのを憂慮する一部の知識人もあり、彼らは同性愛を、「女性がかかりやすい病気」とみなし、それは結婚と出産によって癒されると考えていた。彼らにすれば、レズビアン主義は賞賛されるような愛の昇華ではなく、ナルシシズムの結果として、タブー、不健康、異常な性的心理疾患と位置付けられた。本書は、性心理学における「同性愛」の概念を核とし、20世紀前半に西洋からセクシュアリティ学説が中国に導入されて以降、知識人たちがどのように意図的に選択し、変容、理解していったのかを分析する。
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