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路史校注 1-6
王彥坤 撰
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出版社:中华书局 |
出版年:2023年01月 |
コード:485944 3137p 24cm ISBN/ISSN 9787101159615 |
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【逸文を収めた上古の雑史書『路史』整理本】
南宋羅泌(1131-1189)撰『路史』47巻は、上古以来の神話歴史の集大成である。『前紀』9巻は三皇から陰康氏や無懐氏まで、『後紀』14巻は太昊から夏桀までの歴史について述べる。『国名紀』8巻では上古から夏殷周までの諸国の姓氏や地理について述べ、前後漢代の末期までを射程に入れている。『発揮』6巻と『余論』10巻では、各篇独立で反駁考察の文章をおさめる。
『路史』は、緯書や道書を中心に900種類近くに及ぶ広範な資料が引用されており、四部典籍の逸文も大量に含まれている。そのため、文献価値に加え研究価値も非常に高い。もともと『路史』には羅泌の子羅苹による注があり、本文の史料を補足したり文意を解釈したりしている。
本書『路史校注』は、この『路史』の現代における初めての整理本であり、『路史』原書と羅泌の文章に最大限の校勘と注釈を施した。明万暦39年喬可伝刻本を底本に、『中華再造善本』所収影印南宋刻本の残巻、明嘉靖洪楩刊本、明崇禎呉弘基刊本、清乾隆『文淵閣四庫全書』本、中華書局1936年鉛印『四部備要』本を参照比較し、各版本の異同をできる限り列挙した上で取捨選択した。注釈は『路史』が難解なことを考慮し、原文の疏釈から出典にあたり、原書の誤脱誤記を正した。加えて、その他の版本にあった関連する挿画を収録し、各本の序跋文も附した。
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