洛陽伽藍記校釋
/周祖謨文集
精装
〔北魏〕楊衒之 撰 周祖謨 校釋
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出版社:中华书局 |
出版年:2022年12月 |
コード:484623 193p 25cm ISBN/ISSN 9787101151503 |
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【周祖謨による『洛陽伽藍記』校釈本ほか決定版】
『洛陽伽藍記』は北魏の楊衒之の著作で、仏寺とそれに関連する史実や人物などを取り上げて、北魏時代の洛陽城の社会状況や歴史を記録したものとして歴史的・文学的価値が高い。
周祖謨(1914~1995)は1944年に『洛陽伽藍記』の校勘に着手したが、後に注釈も加えて何度も冊数を増していき、12年を経てついに完成させた。周祖謨の整理を経て、原書の本文や注の形式が復原され、筋道も通り、史料的価値に富むものとなったため、後に黄永年(1925-2007)は古典籍注釈の基準となる著作だと称賛した。
今回の「周祖謨文集」第七巻では、中華書局2010年再版本を底本に、部分的な文字の誤りを正し、本文中の引用をあらためて照合し直し、形式も統一した。もともと附録としてあった『北魏の仏教と政治』や周祖謨の『自伝』は、すでに本「周祖謨文集」シリーズの第二巻に収録したためここには再録せず、新たに『洛陽伽藍記校釈叙例』の一文を附した。
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