三寶征夷集·越南游歷記
／海上絲綢之路基本文獻叢書
精装
〔明〕馬歡 〔清〕嚴璩 撰
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| 出版社：文物出版社 |
| 出版年：2022年07月 |
| コード：484081 188p 25cm ISBN/ISSN 9787501075690 |
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『三宝征夷集』は明・馬歓の撰。またの名を『瀛涯勝覧』といい、1451年頃に成書したと見られている。著者の馬歓は浙江会稽（紹興）の回族で、アラブの通事（翻訳官）として、鄭和船隊の隊員として三度西洋に渡り、訪問した20の国や地域の地理や自然・社会生活・商業貿易・宗教信仰・物産資源などの情報を記録した。『瀛涯勝覧』は、鞏珍『西洋番国志』および費信『星槎勝覧』と並んで、鄭和による海外遠征に随行した者による記録として貴重な資料的価値を有する。
『越南遊歴記』は、清の厳璩・恩慶の撰。1905年刊の鉛印本。フランス大使館の参事官として越南各地を二ヶ月間にわたって遊歴した際の見聞記である。20世紀初期のベトナム北部地区の華僑華人の生活状況をくわしく記した資料として貴重である。
本書は「海上絲綢之路基本文献叢書」の一冊。影印本。
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