楚地出土战国简册合集 5 九店楚墓竹书
精装
武汉大学简帛研究中心 湖北省文物考古研究所 编
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出版社:文物出版社 |
出版年:2021年12月 |
コード:478124 143p 30cm ISBN/ISSN 9787501073092 |
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戦国楚の故地、現湖北省、河南省、湖南省に跨る地域では、1950年代以降大量の戦国時代の竹簡が出土している。大まかな統計によると、これまでに発見された簡冊類は約30数種、10万字以上に上る。『楚地出土戦国簡冊合集』は、郭店楚墓、葛陵楚墓長、長臺關楚墓、望山楚墓、曹家崗楚墓、曾侯乙墓、九店楚墓、包山楚墓、以上の竹簡を全6巻で順次整理刊行するシリーズ。 本書はその第5巻で、湖北江陵九店墓地56号墓および621号墓より出土した竹簡を、カラー写真と赤外線写真による図版部分、釈文と注釈の文字部分に分けて収録する。56号墓より出土した竹簡は205枚、総字数2700余字で、記載内容は多岐にわたる。621号より出土した竹簡は127枚だが、そのうち文字が判読できるものは106字に留まる。その内容は古逸書のものと考えられている。なお、竹簡の保存状態は良好とは言えず、本書は赤外線写真画像を『九店楚簡』(中華書局、2000年)の内容と照合し、諸家の学説を加味して整理をおこなった。九店墓地出土楚簡は内容がまとまっておらず、これまでの研究も部分的な分析にとどまり、全容がはっきりしなかった。本書の出版は、一群の竹簡をまとめて比較分析することを可能とし、今後の研究進展に貴重な資料を提供するものである。
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