国史家事:《致身录》与吴江黄溪史氏的命运
/历史人类学小丛书
精装
吴滔
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出版社:北京师范大学出版社 |
出版年:2021年09月 |
コード:476135 303p 19cm ISBN/ISSN 9787303271009 |
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明の二代皇帝建文帝は、永楽帝によって皇帝の地位を簒奪(靖難の変)され、明代を通じてその存在自体が抹消された。建文帝は靖難の変で行方不明となったが、巷間には生存説も根強かった。『致身録』は靖難の変から二世紀を経た晩明時期に世に現れた書で、難を逃れた建文帝が22名の廷臣たちと各地を放浪した記録のかたちをとっている。多くの歴史家にも評価され、建文帝生存説の裏付けとされた。『致身録』を世に出したのは呉江黄渓史氏の史仲彬で、同書は史一族に大きな富と名誉をもたらした。しかし、その内容に疑問を呈する声も多く、『明史』でも『致身録』は偽書であると結論付けられている。本書は、『致身録』登場から百年余にわたる同書を巡る受容と議論のせめぎあい、さらには所有者である史一族へ及んだ影響について考察する。
目录: 导论 一、家藏秘本 《西村集》 《致身录》 二、力田起家 长充粮长 宗子领祭 家道中落 三、绫绸之利 黄溪兴市 姑苏皋里房 黄溪浜东房 四、文献之家 制造《致身录》 史仲彬其人 请祀追谥 五、变乱黑白 盖棺定论 入祀郡祠 结语 后记
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