王安石詩箋注 1-5
/中國古典文學基本叢書
〔宋〕王安石 撰 〔宋〕李壁 箋注 〔宋〕劉辰翁 評點 董岑仕 點校
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出版社:中华书局 |
出版年:2021年12月 |
コード:474398 2106p 21cm ISBN/ISSN 9787101154269 |
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本書は『王荆文公詩』の李壁箋注・劉辰翁評点本を整理点校する。南宋の著名な学者である李壁の箋注は、王安石の詩作の字・詞・詩意や関係する典故を詳しく説明しており、その考察は歴代の学者に高く評価されている。
李壁による王安石詩箋注本は、宋代に刻本が二種ある。眉州刻本と撫州刻本である。眉州刻本は早くに散佚したが、撫州刻本の遞修本の残本は台北故宮博物院に所蔵される。しかし、後に李壁箋注刊本系統の主流となったのは宋撫州刻本ではなく元王常本の系統である。王常本は、南宋・劉辰翁が門人のテキストのために李壁の注釈を削除して評点したものを、劉氏の門人が李壁箋注を復して元大徳五年に刊刻したものである。同じく元の毋逢辰は大徳十年に王常本を翻刻し、さらに清張宗松が毋逢辰本から劉氏評点を除いて李壁箋注本を復元しようとしたものが清乾隆綺齋本である。四庫全書もこの本を採用している。別に朝鮮において三種の活字本があり、そのうち甲寅字本は宋撫州刻本と毋逢辰本系統の甲辰字本とを併合したものである。
今回の整理では、上海古籍出版社影印日本蓬左文庫蔵朝鮮甲寅字本を底本とし、宋撫州刻本遞修本の残本十七巻、王常本、毋逢辰本、清綺齋本を参校本とする。
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