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漢語俗字叢考(修訂本)
精装
張涌泉
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出版社:中华书局 |
出版年:2020年01月 |
コード:453361 791p 27cm ISBN/ISSN 9787101133370 |
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俗字とは正字に対する一種の通俗字体のことであり、この両者は互いに補完しあう関係にある。伝統文字学には正字を重視して俗字を軽んじる傾向が存在していたが、敦煌写巻の公開が進むにつれて、その状況は一変した。敦煌写巻と出土碑銘には豊富な俗訛別字が含まれており、それらは俗字研究にとって極めて有益な資料となっている。 本書は文字学者、敦煌学者として著名な浙江大学古籍研究所教授・張涌泉が、新中国になって作られた「字典」中、代表的な『漢語大字典』と『中華辞海』に含まれる「俗字」の条目をすべて検証したものである。各条目に引用される原書に逐一あたり、各種の字書・韻書、あるいは刻碑や敦煌写巻などの一次資料をもとに考察し、両「字典」収録俗字の字形の楷定、注音、考釈、挙證について錯誤・遺漏を糾正補充する。その数、3000余条に及ぶ。初版は2000年。修訂本刊行にあたり、明らかな誤りのある条目を削除し、若干の新しい条目を追加した。
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