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遼史‧百官志考訂
/二十四史校訂研究叢刊
林鵠
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出版社:中华书局 |
出版年:2015年01月 |
コード:396398 336p 21cm ISBN/ISSN 9787101103724 |
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官制は各時代の国家機構の働きや変遷を知る礎(いしずえ)であり、中国古代史研究においてつねに重要な研究分野である。歴代王朝の官制研究において、正史の「百(職)官志」は最重要資料の一つであるが、現存史料に乏しい遼朝においては、『遼史・百官志』の持つ意義はさらに言うまでもない。残念なのは、元が『遼史』編纂に掛けた時間はあまりに短く、「百官志」部分には漏れや矛盾、誤記、重複などが数え切れないほどあり、遼朝職官制度研究や遼史研究全体の発展にとって大きな障害となっている点である。またその『遼史・百官志』の成立や史料価値について、これまで系統的な検討は為されておらず、学会におけるコンセンサスを得るにはいたっていない。本書は中華書局点校本をもとに、さらに詳細な校勘作業を行うことで、各項目に詳細な評注を施し、関連史料における記述と考証を行う。その記述の原典や正誤について明らかにし、史料価値や編纂過程等について著者独自の見解をまとめている。
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