咸淳臨安志(影印本)(全10册)
/浙江文叢
精装
〔宋〕潛説友 纂
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出版社:浙江古籍出版社 |
出版年:2012年06月 |
コード:367737 25cm ISBN/ISSN 9787807158837 |
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臨安(杭州)は、南宋の「行在」(代理首都)である。南宋後期の臨安知府潜説友(1216-1288)が、《乾道臨安志》《淳祐臨安志》などの志書を土台とし、様々な資料を蒐集して編纂した《咸淳臨安志》100巻は、南宋地方志の代表作と見なされている。第15巻までは、「行在」の皇城の位置や官庁の構成を記載し、第16巻以降は、疆域・山川・詔令・御制・秩官・宮寺・文事・武備・風土・貢賦・人物・祠祀・寺観・園亭・古迹・冢墓・恤民・祥異・紀遺などに分類し、臨安地区の自然・地理・歴史・沿革・社会・人物・行政・風習などを詳細に記述する。皇城・京城・府署・浙江(銭塘江)・西湖・府治・県境・九県山川についての地図を付しており、引用された晏殊の《輿地記》や范子長の《皇朝郡県志》及び《大宋登科記》の原書も消失したため、その資料価値が極めて高い。本書は、清道光10年(1830年)銭塘汪氏振綺堂仿宋重刊本《咸淳臨安志》の影印本である。《浙江文叢》シリ―ズの1点。
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